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2003年5月5日放送 「パスポートを落とした時か盗まれた時(日本国内)」 |
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先生、今日のよくある相談シリーズは、「パスポートを落とした時か盗 まれた時、どうしたらいいのでしょうか?」というテーマです。 |
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分かりました。パスポートの紛失とか盗難については、大きく分けて、 パスポートの再発行と新しいパスポートへの承引転記という手続きが あります。また、パスポートを日本国内で紛失した場合と、海外で紛 失した場合とでは手続きも違うんですね。今日はね、日本国内での 紛失について説明しますね。あの、海外での紛失については、これ 次回に回しましょう。 |
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はい。先生、パスポートの再発行は、その外国人の国の大使館で手 続きをするのですね。 |
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はい。パスポートというのは、国家が自国民に対して発行権限を持っ ていますからね。だから、通常は自分の国の大使館で再発行の手続 きをします。総領事館で手続きをしてくれる国もありますし、本国での みか手続きをしてくれない国もあります。ですから、ご自分の国の大 使館でまず確認をして頂きたいと思いますね。 |
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先生、再発行してもらうためには、パスポートを落としたことや盗まれ たことを証明する必要がありますよね。 |
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そうですね。落とした場合も、盗まれた場合も、警察署で証明書を発 行してもらいます。しかし、落とした場合と盗まれた場合とでは、発行 してもらう書類も手続きも違いますので、これから説明します。まず、 落とした場合は、警察署に紛失届を出して、紛失届証明書を発行し てもらいます。 |
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先生、この時の警察はどこでもいいんです。 |
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はい。だいたいはまぁ最寄の警察、家の近所の警察に行くでしょうけ ども、まぁどこでもいいです。次に、盗まれた場合はね、この場合は、 一応刑事事件になりますからね。一応犯罪でしょ?もちろん被害者 になるんだけれども。盗まれた場所の警察署に被害届を出します。 空港で盗まれた場合は、空港の中にある警察にね。で、新幹線なん かで盗まれた場合には、鉄道警察というのがあるんですね。そこで 届出をします。すると、盗難届出証明書というのが発行されます。 |
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先生、警察での手続きが終わると、次は大使館での手続きになるん ですね。 |
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はい。次はね、自分の国の大使館、または総領事館に行ってね、パ スポートの再発行手続きを受けることになります。この時に、警察で 発行してもらった遺失届事実証明書、又は盗難届証明書を添付しま す。 |
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他にはどんな書類が必要ですか? |
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これもね、国によって手続きは違うと思うんですけども、これはもう大 使館で確認して頂いた方がいいと思うんですけども、まずね、ほとん ど同じだと思いますけど、これはどこの国でも必要だと思いますね。 あとは、外国人登録証明書のコピー、あと自国民であることを証明す るIDカード、なんか持ってる国あるでしょう。こういったものも、おそら く必要じゃないかと思うんですね。またケースによってはね、結婚 証明書とか、出生証明書が要求される事もあるかもしれませんね。 |
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で、手数料はもちろん必要ですね。これは大使館で聞くのがいいんで すね。 |
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そうですね。 |
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こうしてパスポートが発行されると、次は入管での手続きですね。入 管ではどんな手続きをするんですか? |
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これはあのね、シンディさんね、新しいパスポートは発行されたばか りですよね。だから、まだ何にも書かれてないよね。通常ね、皆さん のパスポートには上陸をされたスタンプとか、あと在留資格のスタン プであるとか、在留期間を証明するようなシールが貼られてますよ ね。再入国許可のスタンプなんかが押されていることもありますし、 だからこれらのスタンプの中から、今後に必要なスタンプを押して もらう必要があるんですね。そうしないと、せっかく新しいパスポートを 発行してもらっても、そのパスポートからはその人の在留資格とか在 留期間のことが何にも分からないから、様々な場面で不都合をきた すことがあると思うんだね。 |
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そうですね。これはパスポートを新しいものに切り替えたときも同じで すね。 |
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そういうことですね。 |
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そういうことは、新しいパスポートと古いパスポート2冊持ち歩かない といけないですね。 |
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そうですね。その新しいパスポートに必要なシールやスタンプを記入 してもらう手続きを、「承引転記願」と言います。シンディさん、すいま せんけど英語で・・・。 |
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えへへへ。"Petition for transfer of endorsement"ですね。 |
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あぁ、ありがとうございます。 |
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先生、この手続きは難しいのですか? |
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いいえ、これは簡単ですよ。あの、用紙はね入管に備え付けてありま すから、その用紙に氏名、生年月日、出生地、居住地、国籍、それ から新規のパスポートの番号などを記入します。用意する書類は他 に、外国人登録証を持っていってください。 |
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手数料はいくらですか? |
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手数料は無料です。 |
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へぇーーーーー。先生、これでパスポートを無くした時も、盗まれた時 も安心ですね。 |
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そうですね。とにかく、無くした時も盗まれた時も、すぐにこの手続き をとって頂きたいですね。時間がたてばたつほど、このような手続き というのは難しくなりますからね。だから、なくしたとかだったら、気が 付いたらできるだけ早くね。最後に、いくつかの注意点を話しておき ますね。盗難の場合ね、警察に被害届を出した後にね、もとのパス ポートが出てきたとかいうときね。このときはね、必ずね被害届を出 した警察にその届けて欲しいんです。 |
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「見つかりましたー!!」っていう報告ですね。 |
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そうそう。そうなんですね。これをしなかったらこれね、ある意味大変 なことになるんですよ。というのはね、被害届のときパスポートの番号 がね、警察のコンピュータに入力されるんですね。 |
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そうですね。 |
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だから見つかりましたという届けをして、盗難状態をコンピュータから 解除してもらわないといけないんだね。自分自身がそのパスポートを 持っていても、「盗難品」として扱われる可能性があるんですね。疑わ れることがあるんですね。だからこの注意は必要ですね。 |
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そういうこともあるんですね。 |
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シンディさんね、僕大事なことを忘れてるので、追加しますね。まず ね、パスポートを紛失したときとか、警察署で証明書を発行してもらう って言いましたけどね、火事なんかに遭ってパスポートが焼失しちゃ った場合、この場合はね、消防署で「罹災証明書(りさいしょうめいし ょ)」を発行してもらいます。だから、地震とか台風、あるいは水害な どで消失、なくなったような場合はね、市町村で罹災証明書を発行し てもらうことになります。あとの手続きは同じです。すなわち、大使館 で新しいパスポートを発行してもらって、入管で承引転記を受けます。 |
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分かりました。先生、今日はパスポートについての事故のお話、あり がとうございました。 |
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はいどうも。こちらこそありがとうございました。 |
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