●1997年10月〜1998年1月
 「電子公証システム実証実験参加(財団法人ニューメディア協会主導)」

本実証実験は通産省が財団法人ニューメディア協会に委託して行った「電子公証システムによるオープンマーケット等の創出のための実証実験」の一環として行われた。行政書士会以外にも他4団体が参加して以下のような5つの実験が行われた。

  (1)オンライン受験申請受付業務(セコム情報システム梶j
  (2)街頭端末による無店舗販売業務(沖電気工業梶Aほか2社)
  (3)古書籍販売業務(神田古書店連盟、ほか2社)
  (4)電子出版著作権管理業務(松下電器産業梶Aほか2社)

 日行連が行った行政書士文書届出業務実証実験の詳細は以下のようなものであった。

 実験対象業務:農地転用5条、産業廃棄物収集運搬、建設業許可、住民票交付請求
 参加単位会 : 7単位会、50名
 協力官公署 : 12
 のべ申請件数:400件

http://www.nmda.or.jp/nmda/commerce/surety.htmlhttp://www.nmda.or.jp/nmda/commerce/kousyou.html http://www.nmda.or.jp/nmda/ipa/kos/ipa-kos.html
●1998年2月12日〜8月31日
 「行政書士によるメーリングリスト(渉外関係ML)スタート」

広島の家森行政書士と大阪の中野の二人でスタートするも参加者は急ピッチで増え続け、8月には120数名を擁するMLとなる、その後インターネット行政書士協議会(IGK)へと発展する。6ヶ月間で4089通のメールが交わされ行政書士の電子化対応が飛躍した。また、3月12日建設省より発表された「インターネット一元受付」HPでは建設省が名指しで「コンピュータを所有していない業者は行政書士にお願いしなさい」と発表したために、このMLはべりサイン社のデジタルIDの実験場として有効に機能した。
●1998年6月18日
 「日行連総会をインターネットでライブ中継」

6月20日神戸市で開催された日行連総会の模様がインターネットで世界中にライブ中継された。資格者団体の総会がインターネットでライブ中継されるのは日本では初の試みであった。
●1998年6月19日
 「全国行政書士電子申請研究会(任意団体)によるシンポジウム」

全国行政書士電子申請研究会(渉外関係ML)は大阪において、東京工業大学の大山永昭教授を招いて電子申請に関する初の研修会を開催した。その模様はリアルプレイヤー(画像と音声)を駆使して世界中にライブ中継された。
●1998年7月
 「北海道運輸関係行政書士協議会シンポジウム」

東京大学の宇賀教授を招いて「行政手続の電士化」についてのシンポジウムを開催した。
●1998年9月1日
 「インターネット行政書士協議会(IGK)スタート」

渉外関係MLに参加していた有志22名が世話人となり、日本では最大の行政書士によるメーリングリストが本格稼動をはじめた。IGKは行政書士が核となり一般市民も参加して「国民に優しい電子政府」の実現に向けての情報交換や政府に対する提言を行うためメーリングリストを中心に様々な活動を行うのが目的(http://www.igk.gr.jp/
●1998年9月26日
 「インターネット行政書士協議会(IGK)創立の夕べ」

IGKでは創立を記念し、東京プリンスホテルにおいて創立の夕べを開催した。講師に東京工業大学の大山永昭教授を招いて記念講演が行なわれた。
●1998年9月〜11月
 「全国各地の行政書士会で電子申請研究会を活発に開催」

12月からの建設省一元受付本番に備えて全国各地の行政書士会ではNTTのご協力によりその施設をお借りして一元受付に必要不可欠なベリサイン社のデジタルをID取得し、メールで自由自在に使いこなすための研修会が全国各地で開催され電子化対応行政書士が急増する。
●1998年10月
 「日行連認証局設置」

日本行政書士会連合会は、世界初の電子上で公的資格を承認する、認証局を設立した。
●1998年10月20〜23日
 「日行連が建設省インターネット一元受付テストランに参加」

12月1日よりスタートする一元受付を前に、建設省はテストランを行ったが、日行連に協力の要請があった。日行連では全国の行政書士会に呼びかけ、43名余りが参加して協力をした。このテストランにおいてはIGKが重要な役割を果たした。テストランに参加したテスター43名のうちその7割余りがIGK会員であったこともありIGKではいち早くサポート体制を構築し、全国のテスターの前線基地の役割を果たした(100名が参加)。IGKではテストランの結果を集約し近畿地方建設局(一元受付窓口)に対して提言書を提出した(http://www.igk.gr.jp/pdf/itigen_test.PDF)。
●1998年12月1日〜25日
 「建設省インターネット一元受付スタート」

日本初のインターネットでの本格的な電子申請が始まった。建設省自身が「コンピュータを所有していない業者は行政書士に頼みなさい」との広報をしたため、この申請の9割近くが行政書士による代理申請であった。
●1998年12月9日
 「IGK研修会in大阪開催」

IGKではNTT中央支店の協力により電子申請に関する研修会を開催した。今回の研修は建設省一元受付の本申請を研修会場でリアルタイムに行うぶっつけ本番の申請で始まった。続いて99年1月スタートの郵政省インターネット申請で使用されるカオス暗号メールの紹介が同暗号技術の開発者である国際情報科学研究所の研究員からなされた。
●1998年12月17日正午より18日正午まで

 IGKは郵政省プロジェクトチームを結成して、1999年1月スタート予定の郵政省インターネット申請(カオス暗号メール)に関する実証実験を行った。